共働きでお子さんを見ている時間が少なくなっている現代。 お子さんをおじいちゃんやおばあちゃんの家に預けるという人も多いのではないでしょうか? でも、正直なところ、自分のお父さんお母さんとはいえ、すべてを安心して任せられると断言できる人は少ないでしょう。 時代とともに子育ての常識は変わっていきます。 たとえば、おじいちゃんやおばあちゃんの世代では“赤ちゃんのうつぶせ寝”が奨励されていました。 今では突然死などの危険性があるため、病院や保育園などでも、うつぶせ寝は絶対に行わないように、と注意喚起されていますよね。 ほかにも、母乳の次は果汁を与える、親子で同じスプーンを使用する、抱き癖をつけないために抱っこの時間や回数を少なくする…これらを奨励されていた時代でもあるんです。 その世代間の子育ての常識の差を埋めるために便利なアイテムがあるんです! ★さいたま市が発行している祖父母手帳 さいたま市や横浜市など、子育てのしやすい町として有名な市では、祖父母に向けた“現代の子育ての常識をまとめた冊子”を発行しています。 これを1冊、おじいちゃんやおばあちゃんへ渡しておけば、いちいち自分で「あれをしてはいけない、これをしてはいけない」と注意する必要がなくなるんです。 自分の親ならば「ダメ」と簡単に言えるかもしれませんが、義理のお父さんお母さんには、なかなか言えないですよね。 そういうときにも非常に便利なアイテムです♪ 角の立たない言い方を…と気を配らずとも、祖父母手帳が世代間の子育てのギャップを埋めてくれるのです。 ★現代の子育てと昔の子育て、こんなところが違う! 昔の子育てと今の子育ての違いは、次のようなところにあります。 ①(昔)早く歩かせるために“歩行器を使うべき”→(今)歩行器は歩行訓練をする道具ではなく、単なるおもちゃである ②(昔)脚気にならないために“太陽の光にさらすべき”→(今)紫外線の量が多いので、なるべく陽に当てない、もしくは日焼け止めを塗る ③(昔)おむつは“1歳までに外すべき”→(今)子供のペースに合わせて外すのが良い ④(昔)離乳食をはじめる“第一段階として果汁を与えるべき”→(今)アレルギーの可能性もあるため、早い時期に果汁を与えるのは避ける、また母乳を飲む量が減る可能性もあるため、果汁は早々に与えない 一例を挙げるだけでもこれだけの違いがあります。 これらの行動は、おじいちゃんやおばあちゃんの中では常識だったことですし、悪意を持って行っているわけでないので、角を立てずに「やめて」と伝えるのはたいへんですよね。 私も子育て真っ最中の世代なのですが、お姑さんに「海水浴をさせるべき」と言われて困った経験があります。 紫外線に当てるだけでなく、海水に浸すという意見を好意的に伝えられると、断りにくいですよね…。 手元に祖父母手帳があったら良かったのに、と本当に思います(笑) ★祖父母手帳はさいたま市しかもらえないの? 祖父母手帳を発行しているのは『さいたま市』とお伝えしましたが、 そうなると…… 「さいたま市じゃないからもらえないの?」 「さいたま市に住んでないけど欲しい!」 という人も出てくるでしょう。 まさか、「欲しいならさいたま市に引っ越しなさい!」という鬼畜なことはありませんよね・・・? 安心してください、そんなことはありません。 検索画面で『祖父母手帳 欲しい』と検索すると、ちゃんと祖父母手帳のPDFがみられるようになっています。 これをコピーしておじいちゃんやおばあちゃんに渡せばOKですね♪ いまでは、スマートフォンからダウンロードして、コンビニで印刷できるので、パソコンやプリンターをお持ちでない方でも大丈夫です。 ★家で子どもを預かるときの注意点やお外遊びの注意点も記載されている! 祖父母手帳の場合ですが、家で考えられる“危険な場所”や、公園遊びの際に考えられる事故について書かれているページもあります。 細かなところまで丁寧にイラストを用いて解説してくれているので、おじいちゃんやおばあちゃんでも理解しやすく、目を通してもらいやすいのがポイントです。 小さな子どもがいる家庭では、ベランダへ繋がる窓のカギは絶対に閉めていますよね? それに段ボールなどの“足場になる荷物”も置かないように気を配っていると思います。 でも、おじいちゃんやおばあちゃんだけの暮らしならば、ベランダへの窓のカギはかけずに過ごしていても平気ですし、段ボールなどの荷物を置いていても事故は起こりません。 そういった意識の違いからも、事故を招く可能性が高まるので、冊子で改めて“何が危険なのか”を確かめておくことは大切です。 ★祖父母手帳でお子さんを安心安全な場所に預けよう! 祖父母手帳があれば、お子さんを安心して預けられますね♪ ただ、最近では共働きで祖父母の家庭でお子さんを預かる機会も増えていると言われています。 その影響で、“孫疲れ”をしているおじいちゃんやおばあちゃんも少なくありません。 「最近預けすぎているな」 と感じるときは、保育園の一時保育、ベビーシッターサービスなどを上手く活用して、お互いに気分よく過ごせるように工夫してみるのもオススメですよ。 身内だけで面倒をみる方が、金銭的にも楽なのは確かです。でも、プロではなく素人である以上、 「これで大丈夫?」 と不安になることも出てきます。 お互いに気を使うような関係になってしまうと、気疲れもしてしまうでしょう。 息抜きにプロにお願いするのもひとつの方法ですよ。 ちなみに、スマイルプラスならば、ベビーシッターや家事代行、おじいちゃんやおばあちゃん用のシルバーケアサービスなども承っています。 さまざまな使い方ができるので、一度チェックしてみてくださいね。
代表:安田
これまで10年に渡りのべ1万件のご家庭のお悩みに寄り添ってきました。
自身も主婦経験、子育て、仕事への両立の難しさを経験したことから少しでも同じお困りごとを持つ方へのお力になれましたら幸いです。スマイルプラスのサービス概要はここをクリック